台北→台東→高雄

(昨日より)-莒光606次-4:30玉里

樹林を出ると、先行する区間車に続きノロノロ。地下区間に入り、台北駅まではガラガラ。と思ったら、何故か指定席の隣が売れていた。どういう発券システムになっているのか。しかし、肝心の車内自体は、台北を過ぎ、まだガラガラ。東のターミナル七堵駅を過ぎてもガラガラなので、敢然と席を移り、4席使用して寝る。莒光号は、椅子は非常に良くリクライニングするが、車内が減光せず、また各駅毎に放送が入るのはマイナス。また、シートピッチが広いので快適な反面、4席、使うと席間が広すぎていまいち。(これは、日本の583系のボックスが微妙に広すぎるのと同じ理屈。)

気がつくとどこか大きな駅に止まっており、花蓮。15分停車のよう。再び寝込む。気がつくと、何処かの駅で、放送をしており、玉里と言っている。慌てて飛び降りそうになるが、時計は未だ4時過ぎ、要は、放送では止まる駅と次の駅を言うから紛らわしいだけらしい。そのまま寝ずに玉里着。乗車したのは、1994年製、新型のFPK10402であった。

玉里6:00-普快4674次-7:29台東

玉里で降り、ここから日本製旧型ディーゼルカーのDR2700に乗車する。玉里には、5:43発花蓮行きと、6:00発台東行きの2本のDR2700が止まっていた。待ち時間で、早朝からやっている駅前の玉里麺45元を食す。台東までの切符は72元、わずか180円。まず、5:15頃に花蓮行きがホーム側の1番線に入線、発車後台東行きも入線。台東方がDR2716、花蓮方がDR2720。後者に乗車し、台東へ。意外と通学の学生が乗っていた。

台東7:40-莒光752次-9:40枋寮

台東は3面6線の大きな駅。駅舎から一番離れたホーム3Aに到着。DR2700は客を降ろすと、あっという間に花蓮方の車庫に引き上げていく。莒光752次は、同じホーム向かい3Bより発車。またもや自動ドア新型FPK10400型。どうやら、昨日の606次と同じ運用らしい。先頭の機関車はR107。快適な車内で寝入ると、ちょうど枋寮着。

枋寮12:08-普快3671次-14:20台東

枋寮からは、この旅行の主役、台湾で唯一残った客車の普快車、藍色の車体の旧型客車に乗車。まず、752次は2面4線の一番ホーム寄り1Aに到着。1本置いて2Aには、回送の貨物列車が止まっていた。これに、2台の旧型客車が繋がっており、驚く。SPK32609と、SPK32778。ちょっとくたびれている。機関車はR102、台東の所属の客車で、高雄の先、岡山まで回送されていくらしい。これに乗ってみたい気もするが断念。2Bの外側の留置線には、これから乗車する3671次が止まっている。台東方から日本製のSPK32740+インド製TPK32206+TPK32215。そこへ、高雄方から、復興号の客車の区間車がR105を先頭に2Bに入線。最後に、追いかけてくる形で、高雄方より自強号が1Bに入線、全てのホームが埋まる。自強号が去り、さっき乗ってきた752次も発車。その傍らで、区間車を引っ張ってきたR105が方向転換をしていた。この機関車、転車台で転換する必要があるらしい。

台東17:25-普快3672次-19:34枋寮

枋寮19:38-区間3542次-21:36高雄